年収と転職の話(社会人5年目で年収が3倍、社会人10年目で年収が7倍超になった話)

この投稿では、自身の体験をもとに、以下トピックについて個人的な思いを綴っていこうと思います。
(個人的に、ぜひ大学生の方に読んでいただきたいと考えています。)

①学業と仕事←今はここ

②年収の決まり方

③転職への想い

④キャリアを"積む"ということ



【①学業と仕事】※以下すべて私見です。

筆者についての基礎情報を少し。30代前半で外資系IT企業勤めで、年収は2300万超(市場では年齢の割に収入は高いほうだといわれています。社会人一年目は多分年収でいうと300万もなく、高校~大学も、偏差値でいうところの50~55程度の学校を卒業しており、一般的にいう「超平凡」なバックグラウンド)。IQ・EQ高め。
キャリアは、大学卒業後専門商社に入社、その後外資コンサルティングファームに在籍(転々とし)、現在へ(現在6社目、かなりハイペース、、)。
参考までに、あまり意味をなさないのは承知だが、参考までに勤務先企業の偏差値変遷は以下のとおりである。
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<学業と仕事って何が関係するの?何のために学ぶの?>
今振り返ってみると、学生時代、「はたらくこと」について1ミリも考えていなかった。将来の夢って言われても、、というタイプだったと思う。
また(今となっては時代錯誤かもしれないが)、「勉強しない」と「いい大人になれない」と言われてきた。
当時は、意味も分からず聞き流していたが、今となって思うこともあるため、備忘もかねて思いの丈を綴っていきたい。
※ここでいう仕事、とは、雇われ社員としての話が中心になります。

結果的に思うことは、学業と仕事は、「関係なくもない」だと考えており、そのこころは、「学ぶことを習慣づける」ことにあると感じている。
何かのドラマで見た記憶もあるが、仕事では、本当にわからないこと、初めてのことばかりである。少しレベルが上がってきても、その上のレベルの仕事があり、初めてのことが連続的に発生するなかで、それをやり遂げる(もちろん結果がいいに越したことはないが)ことが求められる。
そこでポイントになるのが、「①その時点での知識を土台」とし、「②その上に新しい知識を積み上げ」、「③表現や思考の道具として使う(うことができる幅を広げる)」ことである。多分、ほとんどの仕事はこのステップを踏んでいくと思う。そこでは、「習慣的に学ぶ」ことは非常に重要なベーススキルであり、仕事の質を継続的に高めようとすると、「能動性」はもちろん、基礎学力的な「理解力(特に日本語(言語理解)、計数)」が必要になってくる。(これに気づくまで5年、、)
一般的に働くうえで(いわゆる士業やプロフェッサーでなければ)、超専門的な学科知識は、正直必要ないと思うし、実際求められることは少ないと思う。
そのため、学業を極めることは、そこまで仕事に通じるものはないと思うが、上述の通り、学ぶスキームが身についていることは一定必要なことだと感じている。
それがゆえに、「関係なくもない」がこれまでの気づきである。

<学び方、について>
筆者はかなりドメスティックな教育を受けてきた。いわゆる日本式の教育で、インプットし、テストという形で答えがあるものをアウトプットする、その反復であった。
今となって、その繰り返しについて猛省をしている。
働く中で常に求められるのは、「思考」であり、「その深さ」であると感じている。決して、「〇/×のための答えをだす」ことではないと考える。
当たり前のことではあるが、仕事において答えがあることは少ない。そのため、自分で答えを作ることが必要になり、答えたらしめるための「それらしさを担保するもの」が必ず必要になってくる。
筆者は、学生時代、「テストでいい点をとること」を最重要指標としており、学び方を誤っていたと考えている。重要なことは、「理論・背景、関連性」を「ちゃんと理解する」ことであったと思う。(これに気づくまで5年、、)
ただ、上記に気づいてから、学ぶことは非常に楽しくなったように思う。単純に、わかること、できることが多くなったためだ。ちなみに、これに気づいてから、すぐにブレイクスルーするタイミングがおとずれ、今となっては「1言えば10理解できる」とほぼ全員の上司に評価されている。

長くなったが、結論、学業(学ぶ姿勢)は働くうえでも非常に重要なものと考える。
できれば、高校からやり直したいものである。

次回は、②年収の決まり方、について投稿したいと思います。