年収と転職の話(社会人5年目で年収が3倍、社会人10年目で年収が7倍超になった話)#3

この投稿では、自身の体験をもとに、以下トピックについて個人的な思いを綴っていこうと思います。
(個人的に、ぜひ大学生の方に読んでいただきたいと考えています。)

①学業と仕事

②年収の決まり方←今はここ

③転職への想い

④キャリアを"積む"ということ



【②年収の決まり方】※以下すべて私見です。
前回は、学業が仕事にどのようにつながると考えているかについて思いの丈をつづらせていただいた。
今回は、年収の”決まり方”について記載してみようと思う。
その前に、筆者の年収推移を少し。現在社会人11年目で、1年目がおそらく額面200万台、本年(確実な予定)が2600万台(1年目から比べると約13倍)である。

<年収を左右する要素>
ここはおそらくといっていいほど、大きく2つに区分されると考えている。様々な考え方もあり、挙げだすときりがないが、主要なものとして、
①外的要素(自分でコントロールが難しいもの):成長産業かどうか、競合他社動向、結果に基づく他己評価(期待値)
②内的要因(自分でコントロールが意図できるもの):自身のスキル汎用性×特殊性(希少性)、および左記を証明するもの
があると思っている。

前回:<①外的要素
年収と転職の話(社会人5年目で年収が3倍、社会人10年目で年収が7倍超になった話)#2 - ntuwines’s diary

<②内的要素>
今回は、比較的自身でコントロールしやすい内容である、「スキル・知識」について記載したい。
こちらも、いろいろな書籍等で大先生方が記載されているため、詳細はそちらに委ねたいが、こと「年収に影響を与える要素」としては、
①汎用性、②特殊性(希少性)について少し。
※職種は多々あれど、あくまで一般的なサラリーマンを想定しています。

■①汎用性
こちらは、どの職種でも当てはまるような基礎スキルを想定している。あくまで「基礎」であり、希少性のあるスキル・知識はこの上に成り立つと思う。例えば、論理的思考力や観察・考察力、課題解決(または物事を前に進める力)などがぱっと挙げられる。
上記スキルは、「名称」として意識し利用することはあまりない(今まさに行っている仕事、論理的思考力で対応してます!みたいなことを言うシチュエーションはなかなかないのでは、、、)と考えており、がゆえに「身にしみこませる」ことが重要、というのが持論である。
※そのため、コンサルなんかの職業は、その点いい職業だと感じている。
汎用性スキルが高いと、世の中に言う「地頭がいい」のだろうと思うし、いわゆる「高性能CPU」を持ち合わせているのだろうと判断されることも多いのだろうろ考える。往々にして、より責任の伴う、高単価な職業は、汎用的スキルの高さがベースとして求められていると感じた。

■②特殊性(希少性)
こちらも多方面で言われていることだとは思うが、やはり価格(年収)は、需給によって基本的に決まりうる。需要過多になればなるほど、供給側の価値は指数関数的に上がっていく。一昔前のコンサルブームなんかもそうだと思うし、AIブームもしかり。この点については、「何が次世代のムーブメントになるか」を妄想しながら、その要素を分解し、特定の知識やスキルの習得に前もって取り組むことができれば、おのずと収入そのものも上がっていくと考える。
中には、どのようなムーブメントであっても、共通項としてある普遍のスキル・知識、なども実態として存在すると思う。例えばサプライチェーンマネジメントなどの知識は、かなり昔からあるメソドロジーだが、昨今ではESGや少子高齢化・人手不足など、さまざまな社会課題・テーマにおいて、共通(関連)するものであると考える。
あとはそのスキル・知識を裏付ける(深さを出すものとしても)、Certificationや学位なども、非常に有効な手立てである。

上記について、さぞ当たり前のことしか記載できなかったが、当たり前であるからこそ、非常に基礎的で重要なものだと考える。
また、ある一定の社会人年数や、転職におけるキャリアアップタイミングでは、「やりたい」ことと「できる」ことは明確に区別して考える必要があると思う。
その点は、次章で記載してみたい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
(質問、コメント等ございましたら、ぜひいただけますと幸甚です!)